小さな目標を続ける先に大きな目標がある。そんな状態を作ることができれば、自分が叶えたいことの多くは実現できる。真理だと思うし、大切な基本戦略だよな…って思う。
小さなことが大きなことに繋がる実感
先日、伊集院光さんのラジオ「深夜の馬鹿力」でこんな事を言っていた。面白いスマホゲームがあって、そのスマホゲームがなぜ面白いのか、どこが良いのかを分析したところ、こういう特徴があるよな…と感じたそうです。
- 目先の小さな目標を淡々とクリアしていくことが、最後の大きな目標に繋がっている
ゲームを通して一気通貫で貫かれているので、これが良い!と絶賛をされていました。
それはあるお店を作って、宇宙一のお店にするというのが目標なんだけど、宇宙一は大きな目標として存在し、小さな目標は初めは”1個売る”というものだったりする。小さな目標はクリアするたびに更新されていくけど、ちゃんと最後の大目標に繋がる目標が設定されていく。
だから小さな目標を追うだけの作業ゲームなのに、飽きがなかなか来ない。というもの。
なるほどな…と思った。
ちなみに…
そのスマホゲームはカイロソフト社の「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」というゲーム。
シミュレーションゲームとしてゲーム好きの間では有名な会社さんで、そのカイロゲームさんが手がけた「」がやばいほどに面白いらしく、伊集院光さんの超絶忙しいスケジュールからさらに睡眠時間を奪い取る勢いで、ほぼ寝てない日々が続いているそうです。
日々の行動が未来の成果になる
目標を達成したいなら1日サイズの小さな行動を見つけるべき
日々の作業が大きな目標に繋がっていくという積み上げる感覚は非常に大切だと思っている。
例えば、ブログ更新。これも記事1つ1つを積み上げていくもので、それが100記事、1000記事と積み重なっていくと、大きな影響力を持つこともある。少なくともファンが一定数つくとは言われている。
現時点ではとてつもなく大きな目標、遠い未来にあるようなことでも、日ごろの積み重ねによってそこに到達できる。では、日ごろの積み重ねとは何かとなると、実に単調な作業だったりすることは少ないくないし、そうであるべきだとも思う。
偉業を成し遂げた人もそうだし、すごい高い位置にいる人もやっていることは今はまだ低い位置にいる人と変わらないなんてこともよくある話。
将来の大きな目標に繋がる日々の小さな行動習慣を見つけることができるのかどうかで成功は8割ぐらい決まるのかもしれない。
イチローやロナウド
ベタなところでは、イチローさんもコツコツやることの大切さを語っている。
メジャーへ進出する際に”小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。”と言ったことはちょっとした名言として今も残っているけど、メジャーなどの大きな舞台に行く人はすべからず同じように小さなことをコツコツと積み重ねているのだとも思う。
サッカーのロナウドも、誰よりも早くに練習場に来て練習をして、誰よりも遅くまでトレーニングをしている。その結果として今の地位を得ているのだとするなら、毎日毎日のトレーニングの積み重ねが今のロナウドを作っていると言っても過言ではない。
大富豪投資家もそう
今テレビによく出ている個人投資家のテスタさんは投資によって財を成した方だけど、突き詰めると投資そのものに大きな違いはない。
上がりそうな銘柄を買い、もう上がらないと判断したら売る。保有している間に配当なども入るが、基本はこの繰り返しで利ザヤを得ている。
その積み重ねによって潤沢な資産を持ってらっしゃいますが、駆け出しの投資家もやっていることは同じ。利確と損切を積み重ねながら高みに昇って行っている。
頭脳のエリートもそう
勉強もそう同じことが言えるかもしれない。コツコツと毎日勉強することで高い学力を得ることができる。
最近読んだ「世界一流エンジニアの思考法」という本で書かれていたのですが、世界一流のエンジニアが集まるマイクロソフトの中に居て驚いた事実として、理解力に個人差はないということ。ただ、一流と言われる人は一つ一つをちゃんと丁寧にコツコツと理解していくことをやめないということ。
小さな理解の積み重ねによって高みに昇り詰めているのであって、一見して全てを把握できるような特殊な才能に恵まれた超人や天才ばかりが集まっているわけじゃないとのことだった。
これも1つ1つの理解を積み重ねることで、トップエンジニアという高みに昇れるというものを示している。
なので…
その小さな行動をコツコツと積み重ねていくと、自分の行きたいところに行けるのか?
その自問自答をしてみるということは、とても大切なんじゃないかな?と思っている。
ブログを書くことで自分という人間を知ってもらう名刺代わりになるかもしれないし、自分自身も1つ1つの学びや気づきを文章に残すことで、成長していくことができる。続けることで自分自身の力になると信じている部分がある。
目の前のことをやると、将来の大きな成果に繋がると確信ができるものを見つけ、やり続けるということは本当に大切だと思っている。
同時に、堕落も積み重ねによって穴や底へと繋がっていく。
つまり、行動の積み重ねには複利がある。